2009年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

有機工業化学(Industrial Organic Chemistry)[3E14]

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2単位
讃井 浩平 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
有機工業化学は、製造業として重要な位置を占める有機化学工業の基礎となる学問である。有機工業化学の範囲は非常に広く、時代とともに変わるため、時間の限られた授業で全てを取り上げることは難しい。そこで本講義では、現時点で最も重要と思われる分野(石油化学工業、高分子化学工業等)を選び、地球環境問題に着目しながら、その基礎を分かり易く解説する。さらに、今後の発展が予測されるバイオテクノロジーの分野についても触れる。

<授業計画及び準備学習>
総論
1.有機化学工業の歴史と特徴
2.有機化学工業の原料
3.エネルギー資源と環境問題

石油化学工業
4.石油の精製と転化
5.オレフィンからの誘導体
6.芳香族炭化水素からの誘導体

高分子化学工業
7.高分子の特徴
8.高分子の製造
9.プラスチック
10.ゴム、エラストマー
11.繊維
12.高機能性高分子−1
13.高機能性高分子−2
14.バイオテクノロジー
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
成績は期末試験結果を70%、授業中の演習問題の結果を30%で計算する。60点以上を合格とし、50点〜59点の者は演習問題の再提出を認め全問正解で合格(60点)とする。

<教科書>
使用しない。

<参考書>
授業で紹介する。

<オフィスアワー>
水曜日 6時限

<学生へのメッセージ>
授業に出席し、必ずノートをとること。

 

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