2009年度工学院大学 第1部マテリアル科学科
□マテリアル科学実験D(Laboratory of Materials Science D)[0335]
1単位 橋本 和彦 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 私たちの身の回りのすべての物は、何かの材料、すなわちマテリアルで作られている。マテリアルには、有機系、無機系、金属系、及びそれらを組み合わせた複合材料系のものがある。各マテリルを適切に使用するためには、合成法、特性、評価法を知る必要がある。
具体的な達成目標は、各実験を通じてマテリアルの合成法,評価法を身につけることである。また必要特性を与えた場合に、マテリアルの種類、合成法、評価法が適切に選択できるようになることである。 マテリアル科学実験Dでは,A,B,C各分野の実験で得た知識を実際に駆使し得るようになるための演習を行なう。 内容は次の通りである。 (1) セラミック合成法,特性評価法の理解度 (2) 分光分析による有機分子構造解析 (3) 各マテリアルの特性の相関についての理解度
- <授業計画及び準備学習>
- マテリアル科学実験は、Aの無機系マテリアル、Bの有機系マテリアル、Cの金属および複合材料系マテリアルに分かれて実験を行い、約8週ごとに3分野のローテーションを行う。マテリアル科学実験Dでは、それぞれの分野の実験での理解度を深めるための演習として実施する。
- <成績評価方法及び水準>
- マテリアル科学実験Dは、各分野ごとの演習の成績の合計で評価する。それぞれ60点以上を合格とする。
- <教科書>
- プリント配布
- <オフィスアワー>
- 新宿キャンパス2066号室 月曜日、木曜日12:30〜13:00
- <学生へのメッセージ>
- 無機系、有機系、金属・複合材料系の特性には相互に密接な関係があるので、一つのマテリアル系の実験を行なう時は、他のマテリアル系の特徴を念頭において注意深く観察してもらいたい。
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