2009年度工学院大学 第1部マテリアル科学科
□マテリアル科学実験B(Laboratory of Materials Science B)[0333]
1単位 大川 春樹 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 川井 忠智 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- すべての機器は,有機系,無機系,金属系,及びそれらを組み合わせた複合材料系のマテリアルで構成されている.各マテリアルを適切に使用するためには,合成法、評価法を知る必要がある.
有機系マテリアル科学実験では,高分子の合成,分離,構造解析,および膜材料作成の各実験を通じて,重合反応,分離分析,特性解析,成形加工の基礎を身につけることを目指す. 具体的な達成目標は,各実験を通じてマテリアルの合成法,評価法を身につけることである。また必要な特性が与えられた場合に,マテリアルの種類,合成法,評価法が適切に選択できるようになることである. マテリアル科学実験B (1) 酢酸ビニルの重合,加水分解,成膜,およびIR測定 (2) カラムクロマトグラフィーによるタンパク質の分離,およびNMR測定 (3) フォトレジストポリマー膜の作成
- <授業計画及び準備学習>
- マテリアル科学実験Bは,有機系マテリアルについてて実験を行う.それぞれの実験終了後にレポートを提出するとともに,実験内容の理解度を深めるための演習を実施する.
- <成績評価方法及び水準>
- 各実験のレポートおよび後期試験期間で行われる定期試験で評価する.60点以上を合格とする.
- <教科書>
- プリント配布
- <オフィスアワー>
- 新宿A-2066号室 木曜日 10:00〜15:00
- <学生へのメッセージ>
- 無機系,有機系,金属・複合材料系のの特性には相互に密接な関係があるので、一つのマテリアル系の実験を行なう時は,他のマテリアル系の特徴を念頭において注意深く観察してもらいたい
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