2009年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

Basic Writing Skills I[2556]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
須田 拓基 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語を書く活動に重点をおき、トピックセンテンス・その内容を指示する文・結論づける文、などから構成されるパラグラフ・レヴェルの英語が書けるようになることを目指す。また、モデルとなる文章を読むことや、自身および他者の書いた英語をチェックする過程を経て、基礎から応用まで幅広く英語の文法・語彙・語法などを習得することも望まれる。

<授業計画及び準備学習>
パラグラフ・レヴェルの英語が書けるようになる前提として先ずはひとつひとつのセンテンスを正確に書けるように文法項目ごとに体系的に文の組み立て方を学んでいく。具体的には下記教科書(Let’s Write!)の第1章(5つの基本文型を中心とした問題)、第2章(進行形)、第3章(助動詞)、第4章(受動態)、第5章(比較)、第6章(完了時制)の6つの章を前期は取り上げる。この基礎の上に論理の展開方法や接続詞の使い方等、パラグラフを構築していく際に必須の項目についてハンダウトとパワーポイントを用いて解説を行う。その後、受講生には実際に短めのエッセイを書いてもらう。尚、より詳細に亘るシェジュールについては初回時にハンダウトを配付する。

<成績評価方法及び水準>
小テスト及び期末試験の結果を基に評価する。原則として60点未満の場合、単位は認められない。但し、60点未満の場合でも英文エッセイを提出してもらい単位相当と判断されれば60点が与えられる。

<教科書>
Hiroyuki Tomi Let’s Write! (Asahi Press)
豊永彰 著 『大学生のための英文法 ビフォー&アフター (普及版)』 (南雲堂)
教科書の他に適宜ハンダウトを配布する。

<参考書>
安井稔 著 『英文法総覧』(開拓社)
江川泰一郎 著 『英文法解説』(金子書房)
Quirk, R., S. Greenbaum, G. Leech and J. Svartvik
A Comprehensive Grammar of the English Language (Longman)

<オフィスアワー>
火曜日18.00-23.00
可能な限りアポイントメントを取ってください。

<学生へのメッセージ>
先ずはひとつひとつの文を正しく書くことが求められます。そのためには正確な文法の知識と語法の知識が不可欠です。教科書に文法書を加えたのはそのためです。辞書と文法書を常に座右に置いてください。もちろん講義の際にも両方必要になります。
その次のステップは自然でイディオマティックな(=慣用的な)英文を書くことです。このためには良質の英文にたくさん触れる必要があります。頻繁に用いられる構文を含んだ文を暗記するのも効果的です。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.