2009年度工学院大学 第1部環境化学工学科

環境安全科学(Environment Safety Science)[3C08]

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2単位
河村 光隆 非常勤講師  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
環境と安全に配慮した持続型社会を支えるためには、今まで以上の様々な科学技術の開発や社会システムの整備を進めていかねばならない。現在有害化学物質の不適切な管理により人や環境に様々な悪影響が生じているないしは生じる恐れがある。本講では特に環境と安全に配慮して化学物質を適切に管理するための基礎知識について学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1 環境安全科学序論
2 化学物質の環境動態
3 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いIー化学物質の毒性(1)
4 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いIー化学物質の毒性(2)
5 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いIIー化学物質の爆発危険性
6 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いIIIー化学物質の環境有害性
7 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いIVー化学物質の安全な取り扱い
8 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いVー化学実験安全対策
9 化学物質・廃棄物の安全な取り扱いVIー環境安全からみた化学物質の取り扱い基準と管理、関係法律
10環境保全への環境管理の取り組みIー化学物質の安全管理
11環境保全への環境管理の取り組みIIー環境とライフサイクルアセスメント
12環境保全への環境管理の取り組みIIIー環境マネージメントシステム
13環境保全への環境管理の取り組みIVー日本の対応
14環境保全への環境管理の取り組みVー国連の活動と国際法
15定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験(80%重み)とレポート(20%重み)を合わせて成績評価を行なう。最終成績は評価60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
講義資料を配布

<参考書>
玉浦祐他「環境安全科学入門」、講談社サイエンティフィック、他は講義中に紹介

<オフィスアワー>
講義後1時間。それ以外でもメールで約束の上、対応する。

<学生へのメッセージ>
まだ体系化されていない境界領域の学問なので内容は機会ある毎に改訂してゆきたい。

 

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