2009年度工学院大学 第1部環境化学工学科
△化学プロセス制御(Chemical Process Control)[2D05]
2単位 加藤 尚武 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- フラスコの中の現象も、地球規模の現象も、温度・濃度などは常に変動しており、それらの変動のメカニズムを把握すること(動特性)、そして希望する状態を実現し維持すること(制御)を知らなければ装置を満足に操作できないし、環境問題も正しく把握できない。この授業では、できるだけ具体的にこの動特性と制御の考え方を講義する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.「化学プロセス制御」をなぜ学ぶか。
2.静特性(定常)と動特性(非定常) 3.混合状態の理解(時間の世界) 4.混合状態の理解(ラプラス変換の世界) 5.装置の動特性(1) 6.装置の動特性(2) 7.応答実験(1) 8.応答実験(2) 9.フィードバック 10.安定性(1) 11.安定性(2) 12.制御とは 13.PID制御(1) 14.PID制御(2) 15.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 期末定期試験の評点が60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 講義毎にプリントを配布する。
- <参考書>
- 新しい化学工学」化学工学教育研究会編(産業図書)
「PID制御の基礎と応用」山本重彦、加藤尚武(朝倉書店)
- <オフィスアワー>
- 講義終了後
- <学生へのメッセージ>
- ラプラス変換がこなせれば楽しくなります。
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