2009年度工学院大学 第1部環境化学工学科

化学工学数学II(Chemical Engineering Mathematics II)[2A04]

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2単位
茅野  昭 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
環境化学工学では現象を数式で記述し(物質収支、熱収支etc),且つそれを解いて現象の持つ意味を明らかにすることが多い。この授業では,現象の記述の仕方(微分方程式の立て方),及び解き方(微分方程式の解法)について,演習問題を通じて習得する。

<授業計画及び準備学習>
1. 化学工学数学2の授業方針解説、数学実力調査
2. 微分・積分の復習1
3. 微分・積分の復習2
4. 微分方程式の基礎
5. 微分方程式の立て方1(物質収支)
6. 微分方程式の立て方2(反応速度式)
7. 微分方程式の立て方3(熱,物質)
8. 微分方程式の立て方4(拡散による移動)
9. 常微分方程式の解き方
10. 偏微分方程式の解き方
11. 特殊関数について1(ベッセル関数)
11. 特殊関数について2(ルジャンドル関数)
13. 特殊関数について3(ガンマー関数)
14. 特殊関数について4(誤差関数)
以上の内容にそって最初の20分間を前の授業内容の復習調査及び理解度調査のため小テ
ストを行う。次の40分を理論的や例題で説明する。残りの時間で実際的な化学工学の分野
での使用方法を説明する。

<成績評価方法及び水準>
前期試験40点と毎週行う小テスト40点及び宿題20点を考慮して評価する
小テストとは先週の内容をどれだけ復習したか、どれだけ理解したかをみるために次の内容
に入る前に行う。通常は翌週の授業中に行う

<教科書>
最初の授業にて配布、小テストの解答及び宿題の解答は次週の授業中に配布する。

<オフィスアワー>
新宿校舎朝9時〜22時。それ以外は電子メールにて随時に受け付けします。
メールアドレス:bt65106@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
高校時代に積分などを履修してこない学生に対しても分かりやすく説明を致します。
関数電卓を常に持参して来る事

 

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