2009年度工学院大学 第1部環境化学工学科

分離工学I(Separation Processes I)[5365]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
中尾 真一 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 分離プロセスは、化学産業はもとより、食品産業や医薬品産業、環境関連産業やエネルギー産業など、多くの産業のキープロセスとして幅広く使われています。分離プロセスのキーテクノロジーは分離技術です。
 分離工学では、実用的な分離技術を選び、工学体系として系統的に学びます。工学では原理を理解すると同時に、設計も重要です。簡単な分離装置の設計法についても学びます。
(JABEE学習・教育目標)
「環境化学工学プログラム」:(D)◎
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)-(3)◎

<授業計画及び準備学習>
1.いろいろな分離技術
2.物質移動の基礎
3.ガス吸収
4.蒸留
5.抽出
6.吸着
7.膜分離

<成績評価方法及び水準>
毎回講義のときに実施する小テストと期末試験で最終成績を評価します。60点以上の者に単位を認めます。

<教科書>
「分離プロセス工学の基礎」 化学工学会分離プロセス工学部会編 朝倉書店
他にプリントを配布

<オフィスアワー>
八王子研究室(7号館106号室、内線3602):金(13:00〜18:00)
新宿研究室(19階1973号室、内線2525):月(13:00〜18:00)
メールで確認してください。(E-mail:maku@cc.kogakuin.ac.jp)

<学生へのメッセージ>
講義だけでは知識を自分のものにすることはなかなか難しいでしょう。とは言って、講義中にはそれほど演習をする時間が取れません。したがって分離工学演習を必ず受講してください。

<備考>
毎回関数電卓を持ってきてください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.