2009年度工学院大学 第1部環境化学工学科
○物理学I(Physics I)[2562]
2単位 吉田 勝彦 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 理学のみならず工学の非常に重要な基礎となる,物理学について学習する.
物理学Iでは,その土台ともいうべき力学を扱う. 以下の事柄の習得を目標とする. (1)各物理量の概念を理解. (2)法則の数学的表現と展開(数式で考える.特に,ベクトル計算,微分積分,微分方程式.). 具体的には, (a)与えられた問題の運動方程式を書き下すことができること.また,その方程式を解き,結果の物理的意味を理解できること. (b)力学的な保存量の理解と,その保存則を使用できること. (c)剛体の静止条件の理解とその適用ができること. (d)剛体の運動の理解とその適用ができること. (JABEE学習・教育目標) 「環境化学工学プログラム」:(D)◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(c)○
- <授業計画及び準備学習>
- 1.物理量,次元,単位
2.数学的準備1:ベクトルとその演算 3.数学的準備2:座標系,ベクトルの微分 4.運動の表現 5.運動の法則 6.様々な力による質点の運動1 7.様々な力による質点の運動2 8.保存量と保存則1 9.保存量と保存則2 10.中心力による運動 11.質点系の運動 12.剛体のつりあい 13.剛体の運動 14.試験
- <成績評価方法及び水準>
- 講義時間内の試験(数回)と定期試験を総合して評価し,60点以上が合格.
- <参考書>
- 「理工系物理学講義」加藤潔著(培風館)
- <オフィスアワー>
- 火曜12:00〜13:00,4限
木曜12:00〜13:00 八王子校舎1号館206室
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