2009年度工学院大学 第1部環境化学工学科

物理学I(Physics I)[2562]

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2単位
吉田 勝彦 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
理学のみならず工学の非常に重要な基礎となる,物理学について学習する.
物理学Iでは,その土台ともいうべき力学を扱う.
以下の事柄の習得を目標とする.
(1)各物理量の概念を理解.
(2)法則の数学的表現と展開(数式で考える.特に,ベクトル計算,微分積分,微分方程式.).
具体的には,
(a)与えられた問題の運動方程式を書き下すことができること.また,その方程式を解き,結果の物理的意味を理解できること.
(b)力学的な保存量の理解と,その保存則を使用できること.
(c)剛体の静止条件の理解とその適用ができること.
(d)剛体の運動の理解とその適用ができること.
(JABEE学習・教育目標)
「環境化学工学プログラム」:(D)◎
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(c)○

<授業計画及び準備学習>
1.物理量,次元,単位
2.数学的準備1:ベクトルとその演算
3.数学的準備2:座標系,ベクトルの微分
4.運動の表現
5.運動の法則
6.様々な力による質点の運動1
7.様々な力による質点の運動2
8.保存量と保存則1
9.保存量と保存則2
10.中心力による運動
11.質点系の運動
12.剛体のつりあい
13.剛体の運動
14.試験

<成績評価方法及び水準>
講義時間内の試験(数回)と定期試験を総合して評価し,60点以上が合格.

<参考書>
「理工系物理学講義」加藤潔著(培風館)

<オフィスアワー>
火曜12:00〜13:00,4限
木曜12:00〜13:00
八王子校舎1号館206室

 

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