2009年度工学院大学 第1部応用化学科

コンピューター化学(Computer Chemistry)[4B15]

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2単位
神谷 健秀 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
自然科学のさまざまな分野においてコンピュータの利用は必須となっており、特に計算・理論化学では中心的な研究手段となっている。コンピュータ利用の基礎技術としてプログラミングの初歩を学び、プログラム作成・実行を通して計算化学的手法やシミュレーションの原理とその応用をについて学ぶことを目的とする。汎用性の高いプログラミング言語のひとつであるPerlの初歩的なプログラムの作成と応用プログラムの実行・解析ができることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
第1週:プログラミングの基礎と例題(入出力と簡単な計算)
第2週:プログラミングの基礎と例題(条件判断)
第3週:プログラミングの基礎と例題(くり返し計算)
第4週:プログラミングの基礎と例題(配列、リスト)
第5週:プログラミングの基礎と例題(関数)
第6週:シミュレーションの基礎(乱数の利用)
第7週:シミュレーションの基礎(化学反応系のシミュレーション)
第8週:行列の対角化と分子軌道の計算
第9週:分子軌道法の基礎
第10週:分子力学法の基礎
第11週:分子の安定構造の探索(モンテカルロ法)
第12週:分子の安定構造の探索(勾配法)
第13週:分子動力学法の基礎

<成績評価方法及び水準>
実習時に課す課題および宿題により50点、数回の小テストまたはレポートで50点として100点満点で採点し、60点以上を合格とする。

<教科書>
プリント資料として配布もしくはWEBテキストとして公開する。

<参考書>
講義時に必要に応じて紹介する。

<オフィスアワー>
原則として授業時間後。メールによる質問・意見は随時受け付ける。

 

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