2009年度工学院大学 第1部応用化学科
△有機化学実験(Organic Chemistry Laboratory)[3255]
2単位 南雲 紳史 教授 [ 教員業績 JP EN ] 菅原 康里 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 山口 和男 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 基礎的な単位操作および合成実験を行ない,有機化学実験の基本を修得する。
達成目標を以下に記す。 蒸留装置,反応装置などの組み立て方法を習得する。使用する化学薬品および合成した生成物の性質を把握する。効率よく目的物を合成する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 有機化学実験のガイダンスおよび実験器具の確認。
2. トルエン―シクロヘキサン分別蒸留 3. 抽出による酸性物質と中性物質の分離 4. 酢酸ペンチルの合成 5. ニトロベンゼンからアニリンの合成 6. アニリンの水蒸気蒸留 7. アニリンからアセトアニリドの合成 8. ブタノールから臭化ブチルの合成 9. ブチルバルビツール酸の合成(1) 10. ブチルバルビツール酸の合成(2) 11. ブチルバルビツール酸の合成(3) 12. Diels-Alder反応(1) 13. Diels-Alder反応(2) 14.酸無水物の加水分解反応 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 授業前に提出するレポート,予習(実験ノート),実験技術(態度)および定期試験(実験内容の理解)を総合的に判断し、60点以上の者に単位を認める。
- <参考書>
- 「基礎有機化学実験」畑 一夫,渡辺健一共著(丸善)
- <オフィスアワー>
- 授業前後
- <学生へのメッセージ>
- 実験室内では常に危険防止に注意し,安全メガネ(またはメガネ)をかけること。
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