2009年度工学院大学 第1部応用化学科

物理化学演習A(Practice of Physical Chemistry A)[1158]

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1単位
釜谷 美則 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
演習問題を通じて、物理化学の基礎を理解する.
(1) 反応の推進力、化学平衝における平衝定数とGibbsの自由エネルギーの関係および平衝定数の温度変化等について理解し、かつそれらの計算問題が解けること。
(2) 反応速度を求める意義、Arrheniusの式、衝突理論および絶対反応速度論について理解し、かつそれらの計算問題が解けること。
(3) 熱力学第1法則に関する問題が解けること。
(4) 熱力学第2法則に関する問題が解けること。

<授業計画及び準備学習>
 第1週 〔ガイダンス〕
     〔気体1 理想気体〕 
     〔化学平衝1 質量作用の法則〕 
 第2週 〔化学平衝2 平衝定数と温度〕 
 第3週  中間試験
 第4週 〔反応速度1 反応速度式〕 
 第4週 〔反応速度2 反応次数の決定〕 
 第5週 〔反応速度3 反応機構〕 
 第6週 〔反応速度4 活性化エネルギー〕 
 第7週  中間試験
 第8週 〔熱力学第1法則〕 
 第9週 〔熱力学第1法則 気体の体積変化に伴う仕事〕 
 第10週 〔熱力学第1法則 熱化学〕 
第11週 〔熱力学第2法則〕 
第12週 〔熱力学第2法則 自由エネルギー〕 
第13週 〔熱力学第2法則 熱力学関数の一般式〕
第14週  中間テスト
 第15週  期末テスト 

<成績評価方法及び水準>
出席状況、中間テスト及び期末テストで総合的に評価する。

<教科書>
「基礎演習物理化学」 磯 直道著 (東京教学社)

<オフィスアワー>
月曜日11から12時(17号館203室)。
その他は事前にメールで連絡のこと。
@@bt74290@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
 物理化学は化学の基本です。基本的な定義を理解しておくと、今後の研究活動のために役立ちます。しっかり時間をかけて予習・復習をしてください。

 

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