2009年度工学院大学 第1部機械システム工学科
航空宇宙工学(Aerospace Engineering)[2B72]
2単位 田丸 卓 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 航空・宇宙に関する基礎的な技術とその分野の発展・現状を学習する。
(1)地球と大気 (2)航空機の歴史と技術 (3)航空機エンジン (4)航空機の利用と環境 (5)ロケットの技術と宇宙利用
(JABEE学習・教育目標) 「機械システム基礎工学プログラム」:(D)◎、(F)○
(JABEEキーワード) 「機械システム基礎工学プログラム」:内燃機関、動力システム、ガスタービン、航空宇宙推進システム、ロケット、人工衛星、航空宇宙機器/システム
(前提となる)基礎知識と習得後の展開) 本科目を履修する前に、基礎的な流体力学(特に空気力学)、熱力学、物理および化学などを習得しておくことが望ましい。また予習・復習の一環として宿題の課題解決のためにインターネット・専門書などで自習する必要がある。 本科目習得後は、航空宇宙分野に関する現状認識のもとに興味ある専門分野へ進む意欲と指針が得られよう。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンス、地球と大気
2. 航空機の歴史 3.& 4. 飛行機に関する空気流れ、飛行力学、性能 5.〜9. 航空機のエンジン、環境問題、空港 10. 超音速機とエンジン 11.& 12. ロケットの歴史、構造、機能 13.& 14. 宇宙利用、人工衛星 15. 試験
上記は概略の予定であり、学生の理解度、興味などにより変更もある。
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は原則として期末試験で60点以上の成績を合格とする。毎回予定する宿題・演習問題も成績評価の一環として用いることがある。
- <教科書>
- 「航空宇宙工学入門」室津義定 編著(森北出版)
- <オフィスアワー>
- 火曜日 8:30〜12:30
- <学生へのメッセージ>
- 予習・復習の一環として毎回の授業で宿題・演習課題を出すが、その回答のためにはインターネットもしくは図書館などで調べる必要がでる場合もある。また、具体的な数値を扱うため、毎回の授業、および期末試験では携帯用計算器が必要である。
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