2009年度工学院大学 第1部機械システム工学科
CAD/CAM/CAE概論(Introduction to CAD/CAM/CAE)[4253]
2単位 見崎 大悟 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 機械システムの設計・開発・生産においてかかすことができない、コンピュータをもちいた支援システムについて、大学で取得する関連科目および機械システムの設計実例に対応付けて、基本的な仕組みを理解する。以下に具体的な目標を示す。
(1)概念設計から詳細設計までコンピュータをもちいた設計の流れを理解する (2)CAD/CAM/CAEをもちいた設計開発の基礎を理解する (3)CADやNC工作機械における情報の表記方法について理解をする (4)開発現場におけるコンピュータの役割や設計の最適化について理解する
(JABEEの学習・教育目標) 「機械システム基礎工学プログラム」(D)◎、(C)○ (JABEE 基本キーワード)設計法、加工法、情報処理、モデルと評価 (JABEE 個別キーワード) 「機械システム基礎工学プログラム」コンピュータリテラシー、NC工作機械、CAD/CAM/CAE、システム設計
(習得後の展開)本科目の内容は、機械システム設計、CAD演習などの科目だけでなく、卒業論文でも関係する研究が多々ある。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.[ガイダンス] コンピュータ支援による設計
2.[CAD/CAM/CAE] CAD/CAMの概要 3.[CAD/CAM/CAE] CAD/CAMの生い立ち 4.[CAD/CAM/CAE] CADのハードウエア 5.[CAD/CAM/CAE] CADのソフトウェア 6.[NC工作機械] CAMのハードウエア 7.[CAD/CAM/CAE] CAMのソフトウェア 8.[コンピュータリテラシー] CAD/CAMソフトの操作方法 9.[CAD/CAM/CAE] CAEの概要 10.[システム設計] CAD/CAM/CAEの導入効果 11.[システム設計] CAD/CAM/CAEを用いた自動車の設計事例 12.[システム設計] CAD/CAM/CAEを用いた家電製品の設計事例 13.[システム設計] 人工知能をもちいた機械の最適設計 14.[全体のまとめ] 講義全体のまとめ 15・[学習成果の確認] 試験
- <成績評価方法及び水準>
- 成績評価は、演習問題40%、期末試験60%とし、60点以上の者に単位を認める。
「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育目標(C)(D)は、上記の評価基準を満たせば達成される。
- <教科書>
- 特になし、資料は随時配布する。
- <参考書>
- 武藤一夫 著 はじめてのCAD/CAM 工業調査会
朝比奈 奎一 著 絵とき「CAD/CAM」基礎 (Mechanical Engineering Series) 日刊工業新聞社
- <オフィスアワー>
- 水曜日 11:00〜12:30
これ以外の時間帯の質問、及びメールでの質問などは研究室のホームページに示すメールアドレスまで連絡のこと。
- <学生へのメッセージ>
- 講義で紹介するソフトウェアで、利用可能なものは、実際に利用して理解を深めて下さい。
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