2009年度工学院大学 第1部機械システム工学科

機械システム製図A(Machine Drawing A)[3156]

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1単位
宿谷 知弘 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
図学の知識を基に、機械設計法についての基礎知識や考え方を整理、習得したうえで、機械技術者として必須のJIS機械製図法とその規則、第三角法等について学習する。図面えお書き、読み、対象物をイメージできる基礎力を身につける。具体的な達成目標を以下に示す。
   1)機械設計法の基礎知識や考え方の整理と習得
   2)機械製図法と規則の習得
   3)第三角法や展開図法の学習
(JABEE学習・教育目標)
「機械システム基礎工学プログラム」(C)○、(D)◎
(JABEEキーワード)
「機械システム基礎工学プログラム」機械設計、製図法と規則、展開図法
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
 本科目を履修する前に、「機械製図法」を履修、習得することが望ましい。本科目習得後は、「機械製図B」によりCADの学習を、「設計学」によりデザイン能力の習得を行うことができる。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス

2.JIS機械製図法にもとづく作図に必要な基礎知識の習得
  ドラフターの操作法、製図器具の紹介、JIS機械製図法とその規則、投影法、第三角法、展開図法等についての解説および復習。また、製品加工・作製のための工作・加工機械等の解説。

3.第一課題「フランジ型固定継手」の製図1
4.第一課題「フランジ型固定継手」の製図2
5.第一課題「フランジ型固定継手」の製図3
6.第一課題「フランジ型固定継手」の製図4
7.第一課題「フランジ型固定継手」の製図5
8.第一課題「フランジ型固定継手」の製図6

内容
(ア)軸と軸継手の基礎の学習
(イ)フランジ型固定継手の図面化への検討
(ウ)はめあい寸法許容誤差、表面粗さの学習
(エ)キー溝の必要性および断面図の見方等の学習
(オ)継手ボルト・ナットおよび座金の製図演習
(カ)フランジ本体の製図演習

9. 第二課題「平歯車」の製図1
10.第二課題「平歯車」の製図2
11. 第二課題「平歯車」の製図3
12.第二課題「平歯車」の製図4
13.第二課題「平歯車」の製図5
14.第二課題「平歯車」の製図6

内容
(ア)歯車の基礎の学習
(イ)平歯車の図面化への検討
(ウ)歯車各部の名称の確認およびモジュールの概念などの学習
(エ)「平歯車」の製図演習

15.期末試験

<成績評価方法及び水準>
機械システム基礎工学プログラム:  成績は、
     1)検図における教員との情報伝達等のコミュニケーション力(25%)、および
     2)期末試験および作成図面(75%)    
   により判定する。1)および2)は「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育目標(C)
   および(D)にそれぞれ対応する。

<教科書>
「JISにもとづく標準機械製図集」北郷 薫監修、大柳 康、蓮見善久共著(理工学社)

<オフィスアワー>
問い合わせの上、対応可。au40514@ns.kogakuin.ac.jp

 

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