2009年度工学院大学 第1部機械システム工学科
△ベクトル解析(Vector Analysis)[2356]
2単位 鈴木 健司 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- (1) ベクトルの加法,ベクトルの積,ベクトルの微分積分演算を理解し,応用できること
(2) スカラー場の勾配,ベクトル場の発散,回転を理解し,応用できること (3) 線積分,面積分を理解し,ガウスの発散定理などを応用できること
(JABEE学習・教育目標) 「機械システム基礎工学プログラム」:(C-1)◎
(JABEEキーワード) 「機械システム基礎工学プログラム」:数学系(解析学) (前提となる基礎知識と習得後の展開) 「数学I・II」,「線形代数学I」,「工業力学及演習I・II」に関する知識が必要である.習得後は,機構の運動学,動力学,流体力学,電磁気学など,種々の物理現象の解析に応用可能である.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.[ベクトルの代数]ベクトルの加法,減法 演習問題1
2.[ベクトルの代数]ベクトルの内積 演習問題2 3.[ベクトルの代数]ベクトルの外積 演習問題3 4.[ベクトルの代数]ベクトルの三重積 演習問題4 5.[ベクトルの微分]ベクトル関数の微分 演習問題5 6.[ベクトルの微分]曲線の長さと曲率 演習問題6 7.[ベクトルの微分]曲面の法線と曲面積 演習問題7 8.[ベクトルの微分]スカラー場の勾配 演習問題8 9.[ベクトルの微分]ベクトル場の発散 演習問題9 10.[ベクトルの微分]ベクトル場の回転 演習問題10 11.[ベクトルの積分]線積分 演習問題11 12.[ベクトルの積分]面積分 演習問題12 13.[ベクトルの積分]ガウスの発散定理 演習問題13 14.[ベクトルの積分]ストークスの定理 演習問題14 15.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
ただし、定期試験で60点に満たない者でも、毎週の演習問題の結果が単位認定相当と認められる場合には、最終成績を60点とする。
- <参考書>
- 「ベクトル解析」 戸田盛和著 (岩波書店)
「ベクトル解析」 矢野健太郎,石原 繁 著(裳華房)
- <オフィスアワー>
- 八王子 MBSC棟121 火曜日 10:30〜12:00
その他の時間、および新宿での面談は,メールで事前に日程調整をしてください。(ksuzuki@cc.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 講義の最後に行う演習問題を中心に、復習をしっかり行うこと。
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