2009年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[3409]
3単位 飛松 敬二郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 前期にはコンピュータの操作や基本ソフトウェア、応用ソフトウェアの利用、情報交換、情報発信、コンピュータのハードウェアとソフトウェア、情報倫理について講義と演習により学ぶ。後期にはプログラミングについての基礎を講義と演習で学ぶ。
情報倫理に関するe-learning教材が次のURLに用意されている。 https://inavi.ns.kogakuin.ac.jp/coursenavig/service 受講者は上のURLで表示されるCampusmate/CourseNavigにログインして、オンライン学習申込の一覧からこのクラスの科目を選択して学習申込を行い、e-learning教材で学習を行うこと。学習状況、テストの結果など学習記録が担当教員により確認される。
本科目の具体的な達成目標は計算機利用の基礎および情報倫理の習得、及びプログラミングの基礎の習得である。 (JABEE学習・教育目標) 「機械システム基礎工学プログラム」:(C−1)◎ (JABEEキーワード) 「機械システム基礎工学プログラム」: コンピュータリテラシー、計算機アーキテクチャー、プログラミング
(前提となる基礎知識と習得後の展開) 本科目は、計算機利用の基礎を学ぶ科目であり、特に大学レベルの基礎知識は必要としない。本科目を修得後、「プログラム演習」、「応用プログラム演習」などのより専門的な科目を履修することができる。
- <授業計画及び準備学習>
- <前期>
1.コンピュータ構成の理解,Windowsの基本操作、電子メール 2.ワープロの利用1...基本操作 3.ワープロの利用2...各種機能の操作 4.コンピュータのハードウェア 5.コンピュータのソフトウェア 6.表計算ソフトウェア1 7.表計算ソフトウェア2 8.プレゼンテーション 9.Webページの制作1 10.Webページの制作2 11.機械系CADの演習1 12.機械系CADの演習2 13. 文書処理システムLaTeX1 14.文書処理システムLaTeX2 15.定期試験 <後期> 16.VBAプログラミングの環境での操作方法 17.変数と四則演算、データの入出力 18.条件判断構文の利用と例題 19.繰り返し構文の利用と例題 20.演習課題1と中間テスト1 21.プロシージャ 22.変数のスコープ、引数の扱い 23.ワークシートとのインタフェース、グラフの作成 24.演習課題2と中間テスト2 25.再帰的呼び出し 26.文字列処理 27.演習課題3と中間テスト3 28.モンテカルロ法 29.方程式を解く 30.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 単位取得には原則として授業へ出席して全課題を行い提出する必要がある。期限後の課題は受理しない。前期および後期の授業中に課された課題や中間テストの点数を4割、機械系学科共通で2回の定期試験(前期:情報処理全般の基礎及び情報倫理より出題、後期:プログラミングに関する出題)の点数を6割として総合成績評価を行い、総合評価点60点以上を合格とする。欠席回数が全授業の1/3を超えたときは例外なく不合格とする。30分以上の遅刻は欠席とする。
- <教科書>
- 前期:「情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)
後期:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング 第2版」加藤潔 著(共立出版)
- <参考書>
- 特に定めない。
- <オフィスアワー>
- 水曜3時限15-010情報科学研究教育センター準備室
それ以外の時間はメール(ct10519@ns.kogakuin.ac.jp)で確認を取ってください.
- <学生へのメッセージ>
- 仕事ができる人はコンピュータを使いこなします。情報処理の基礎を学ぶことにより,情報化社会に対応できる知識、技能、マナーを身に付けて下さい.この情報処理の基礎を学ぶことが,これからの他の科目を学ぶ上で重要であり,卒論に着手時にコンピュータが使えるようにしっかりと基礎を学んでください.
- <参考ホームページアドレス>
- 学内からの参照のみ http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~wwgt017
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