2009年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○数学II(Mathematics II)[3312]
2単位 宇内 昭人 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- この講義では,多変数関数の微積分ができるようになることを目標とする.一変数の微積分で得た知識を生かし,主に二変数関数での計算を行い,多変数へと発展させていく.そのため,一変数関数の微積分法の知識は欠かせない.一つ一つの事柄を正確に理解し,確実に計算することができるようになってもらいたい.
- <授業計画及び準備学習>
- 1,基本事項
2,多変数関数とその極限 3,偏微分の定義,偏導関数 4,合成関数の偏微分 5,高階偏導関数 6,テイラー展開 7,極値問題 8,条件つき極値問題 9,重積分,累次積分 10,重積分と積分範囲 11,積分順序の交換 12,積分の変数変換 13,広義重積分 14,曲面の面積と体積の計算演習 15,定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として,定期試験の60点以上を合格とする.ただし,55点以上60点未満で,授業中の演習点が合格に相当するものは,これを認めて合格とする.
- <教科書>
- 「微分積分概論」 高橋泰嗣,加藤幹雄 共著 サイエンス社
- <オフィスアワー>
- 授業前後(八王子)
- <学生へのメッセージ>
- この講義はシラバス通りに進み,教科書の順序と異なるが,授業の前に教科書のその内容の部分を一読することが望ましい.授業の内容を理解するためにも,是非そのようにすることを勧める.
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