○数学Ｉ（Mathematics I）[3310]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

この講義では，一変数関数の微積分の計算ができるようになることを目標とする．基本的な事柄を習得し，さまざまな理工学における数式処理を身につける．そのためにも理論を大切にし，如何に必要な結果を得るのかを学んでいく．そして，一つ一つの計算を積み重ね，最後まで諦めないで計算することができるようになってもらいたい．

＜授業計画及び準備学習＞

１，関数の定義といろいろな関数
２，数列の極限と関数の極限の定義
３，微分の定義，導関数
４，高階導関数
５，平均値の定理
６，不定形の極限
７，テイラー展開とマクローリン展開
８，関数の極値と変曲点，増減表
９，不定積分と定積分，不定積分公式
１０，部分積分法，置換積分法
１１，有理関数の積分〜その１
１２，有理関数の積分〜その２
１３，広義積分
１４，曲線の長さと面積の計算
１５，定期試験

＜成績評価方法及び水準＞

原則として，定期試験の６０点以上を合格とする．ただし，５５点以上６０点未満で，授業中の演習点が合格に相当するものは，これを認めて合格とする．

＜教科書＞

「微分積分概論」　高橋泰嗣，加藤幹雄　共著　サイエンス社

＜オフィスアワー＞

授業の前後（八王子）

＜学生へのメッセージ＞

この講義はシラバス通りに進み，教科書の順序と異なるが，授業の前に教科書のその内容の部分を一読することが望ましい．授業の内容を理解するためにも，是非そのようにすることを勧める．

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