2009年度工学院大学 第1部機械工学科 メカノデザインコース

新素材・新金属(Advanced Materials and New Metals)[3B03]

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2単位
大野  隆 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 素材の発明や材料製造法の進歩に伴い,従来技術では発揮できなかった材料特性を備えた新素材や新金属が工業的に創製されるようになった.これらの材料の特性,応用等について講義を行う.達成目標は,個々の材料の機能や特徴とそのメカニズムを充分理解し,材料学と関連させて習得することである.
(JABEE学習・教育目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(E)◎,(F)○
(JABEEキーワード)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:材料の構造と組織,加工法,工業材料の性質と機能,複合材料,クリープ,異方性,耐熱材料,素材製造,粉末加工
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
 本科目を履修する前には,「材料基礎工学」はもちろんであるが「金属材料工学」も習得しておくことが望ましい.本科目習得後は,特殊機能を求められる機器設計の中で,装置の実現化を計る上での適切な機能を有した材料の選定が可能となる.また,特定された環境の中でも,材料から見た広範な視野の下でのデザイン能力が習得できる.

<授業計画及び準備学習>
1.新素材・新金属の概論
2.金属チタンとその合金
3.形状記憶合金・超弾性材料
4.防振合金・制振材料
5.高融点金属・スーパーアロイ
6.アモルファス合金・急冷凝固合金
7.金属間化合物
8.セラミックス
9.光学的特性を利用した新材料
10.原子炉用材料
11.新しい電気磁気材料
12.複合材料
13.超電導材料,水素貯蔵材料
14.超軽量合金,傾斜機能材料
15.定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験にて評価し,60点以上を合格とする.

<教科書>
教材プリント「新素材・新金属 '09」(工学院大学 機械工学科)

<オフィスアワー>
 水曜日,13:00〜17:30,新宿A-1737室,以外は内線(3500)に連絡のうえ日時を予約してから来室してください.E-m: at72047@ns.kogakuin.ac.jp

 

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