2009年度工学院大学 第1部機械工学科 メカノデザインコース

材料試験法(Testing Method of Materials)[2A01]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
石井 博之 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
各製品に使用されている工業材料は、できる限り少ない材料(省資源)で、所望の性能を発揮し、しかも安全が保障されるように使用されなければならない。このための資料を得る方法が材料試験法である。材料試験法は評価技術の基礎学問であるため、正確な測定及び評価方法を習得することが大切である。そのために演習等を取り入れる。以下具体的な目標を示す。
(1)各工業材料の試験方法の習得
(2)各工業材料の機械的性質の習得
(3)各工業材料の寿命予測の習得
(JABEE学習・教育目標)
「機械工学学科エネルギー・デザインプログラム」(D)◎、(F)○

<授業計画及び準備学習>
 1 材料試験法の意義と特徴
 2 引張り試験、演習
 3 圧縮試験、演習
 4 曲げ試験、演習
 5 せん断試験・ねじり試験、演習
 6 硬さ試験、演習
 7 衝撃試験、演習
 8 摩擦試験、演習
 9 クリープ試験、演習
10 疲れ試験、演習
11 その他の試験法、演習
12 高分子材料の試験、演習
13 有機材料(ゴム・木材等)の試験
14 無機材料(コンクリート・石材等)の試験
15 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
 成績評価は期末試験結果(80%)を中心に、演習問題(20%)を加味し、総合点60点以上を合格とする。

<教科書>
 材料試験法:須藤 一著(内田老鶴圃 改訂2版)

<参考書>
 機械材料学:日本材料学会編(改訂2版)
 最良試験法:中川元、盛中清和その他著(養賢堂)

<オフィスアワー>
 火曜日9:00〜11:00

<学生へのメッセージ>
 製品にリコールのないように、また、地球環境などを一緒に考えましょう。
 特に、演習をしますので欠席をしないように。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.