2009年度工学院大学 第1部機械工学科 エコエネルギーコース
材料試験法(Testing Method of Materials)[2A01]
2単位 石井 博之 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 各製品に使用されている工業材料は、できる限り少ない材料(省資源)で、所望の性能を発揮し、しかも安全が保障されるように使用されなければならない。このための資料を得る方法が材料試験法である。材料試験法は評価技術の基礎学問であるため、正確な測定及び評価方法を習得することが大切である。そのために演習等を取り入れる。以下具体的な目標を示す。
(1)各工業材料の試験方法の習得 (2)各工業材料の機械的性質の習得 (3)各工業材料の寿命予測の習得 (JABEE学習・教育目標) 「機械工学学科エネルギー・デザインプログラム」(D)◎、(F)○
- <授業計画及び準備学習>
- 1 材料試験法の意義と特徴
2 引張り試験、演習 3 圧縮試験、演習 4 曲げ試験、演習 5 せん断試験・ねじり試験、演習 6 硬さ試験、演習 7 衝撃試験、演習 8 摩擦試験、演習 9 クリープ試験、演習 10 疲れ試験、演習 11 その他の試験法、演習 12 高分子材料の試験、演習 13 有機材料(ゴム・木材等)の試験 14 無機材料(コンクリート・石材等)の試験 15 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 成績評価は期末試験結果(80%)を中心に、演習問題(20%)を加味し、総合点60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 材料試験法:須藤 一著(内田老鶴圃 改訂2版)
- <参考書>
- 機械材料学:日本材料学会編(改訂2版)
最良試験法:中川元、盛中清和その他著(養賢堂)
- <オフィスアワー>
- 火曜日9:00〜11:00
- <学生へのメッセージ>
- 製品にリコールのないように、また、地球環境などを一緒に考えましょう。
特に、演習をしますので欠席をしないように。
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