2009年度工学院大学 第1部機械工学科

線形代数学I(Linear Algebra I)[4156]

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2単位
鎌野 健 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
理工系学問の基礎である線形代数について講義する。基本的な行列の計算、連立1次方程式の解法、行列式の計算を習得することが目標である。

(JABEE 学習・教育目標)
「機械工学科エネルギー・デザインプログラム」 (D)◎

(JABEEキーワード)
線形代数の基礎理論

(前提となる基礎知識と習得後の展開)
高等学校で習う基本的な計算ができていることを前提とする。本講義で得られる知識は、「線形代数学II」を理解するのに必須のものであり、さらに工学全般における線形代数の計算の基礎となる。

<授業計画及び準備学習>
1.行列の定義と演算
2.転置行列
3.逆行列
4.基本行列と基本変形(1)
5.基本行列と基本変形(2)
6.連立一次方程式の解法(1)
7.連立一次方程式の解法(2)
8.行列の階数
9.行列式の定義
10.行列式の性質とその計算(1)
11.行列式の性質とその計算(2)
12.正則行列と行列式
13.クラメールの公式
14. 全体のまとめ
15. 学習成果の確認(定期試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験で60点以上の学生に単位を与える。

<教科書>
「教養の線形代数(五訂版)」 村上正康 他(培風館)

<参考書>
「入門線形代数」三宅敏恒(培風館)

<オフィスアワー>
木曜日の授業後または昼休み(八王子)

<備考>
行列の定義から始めるので、高校で行列を勉強していない学生も履修可能である。

 

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