2009年度工学院大学 第1部機械工学科

線形代数学II(Linear Algebra II)[4153]

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2単位
鎌野 健 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線形代数学Iで勉強したことを基礎に、より抽象的なベクトル空間などの概念について講義する。行列の一次独立性、基底などの概念を理解し、固有値・固有ベクトルを用いて行列の対角化が行えるようにすることが目標である。

(JABEE 学習・教育目標)
「機械工学科エネルギー・デザインプログラム」 (D)◎

(JABEEキーワード)
線形代数の基礎理論

(前提となる基礎知識と習得後の展開)
「線形代数学I」の知識を前提とする。本講義で得られる知識は工学全般における線形代数の計算の基礎となる。

<授業計画及び準備学習>
1.一次独立・一次従属
2.一次独立性とベクトル
3 ベクトル空間
4.解空間・次元
5.線形写像
6.線形写像の像と核
7.線形写像の表現行列(1)
8.線形写像の表現行列(2)
9.内積と直交基底
10.固有値・固有ベクトル(1)
11.固有値・固有ベクトル(2)
12.対角化
13.対角化の応用
14. 全体のまとめ
15. 学習成果の確認(定期試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験で60点以上の学生に単位を与える。

<教科書>
「教養の線形代数(五訂版)」 村上正康 他(培風館)

<参考書>
「入門線形代数」三宅敏恒(培風館)

<オフィスアワー>
木曜日の授業後または昼休み(八王子)

 

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