2009年度工学院大学 第1部機械工学科

機械製図A(Machine Drawing A)[3153]

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1単位
川田 正國 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
図学の知識を基に、機械設計法についての基礎知識や考え方を整理、習得した上で、機械技術者として必須のJIS機械製図法とその規則、第三角法等について学習する。図面を書き、読み、対象物をイメージできる基礎力を身につける。具体的な達成目標を以下に示す。
1)機械設計法の基礎知識や考え方の整理と習得
2)機械製図法と規則の習得
3)第三角法や展開図法の学習
(JABEE学習・教育目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」(C)○、(D)◎
(JABEEキーワード)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」機械設計、製図法と規則、展開図法
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
本科目を履修する前に「機械製図法」を履修、習得することが望ましい。本科目と関連して「機械製図B」によりCADの学習を、「設計学」によりデザイン能力の習得を行うことができる。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
2.JIS機械製図法に基づく作図に必要な基礎知識の習得
 ドラフターの操作法、製図器具の紹介、JIS機械製図法とその規則、投影法、第三角法、展開図法等についての解説及び復習。また、製品加工・作製のための工作・加工機械等の解説。
3.第一課題「フランジ形固定継手」の製図
(ア)軸と軸継手の基礎の学習
(イ)フランジ形固定軸継手の図面化への検討
(ウ)はめあい、寸法許容差、表面粗さの学習
(エ)キー溝の必要性及び断面図の見方等の学習
(オ)継手ボルト・ナット及び座金の製図演習
(カ)フランジ本体の製図演習
4.第二課題「平歯車」の製図
(ア)歯車の基礎の学習
(イ)平歯車の図面化への検討
(ウ)歯車各部の名称の確認及びモジュールの概念等の学習
(エ)「平歯車」の製図演習

<成績評価方法及び水準>
機械工学エネルギー・デザインプログラム:
成績は、1)検図における教員との情報交換等のコミュニケーション能力(25%)
2)期末試験(25%)
3)作成図面(50%)
により判定する。これらは「機械エネルギー・デザインプログラム」の学習・教育目標(C)及び(D)にそれぞれ対応する。

<教科書>
「JISにもとづく標準機械製図集」北郷 薫監修、大柳 康、蓮見善久共著(理工学社)

<オフィスアワー>
未定

 

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