2009年度工学院大学 第1部機械工学科

Introduction to Communicative English II[2406]

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1単位
須田 拓基 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語で聞いたり、話したりする活動に重点をおき、ICE I で習得した内容を応用するかたちで、自分の意見をまとめたり、社会で関心の高い話題を議論したりする技術・能力を養成する。このような活動を通して学生には、異文化コミュニケーションの実践的方法を習得することが望まれる。

<授業計画及び準備学習>
上述の通り、本コースはスピーキング能力とリスニング能力の涵養に主眼を置くが、最初は日常生活の様々な場面に対応できる基本的会話力を身に付けることを目標とし、段階的にレヴェルを上げてニュースや大学の講義のようなある程度まとまった内容を理解できるようにする。その際、音声学の知見に基づき正しい発音/イントネイションも身に付けられるように訓練する。 具体的には下記の教科書に沿って基本的に1回の授業で1つのLessonを学びつつ、同時に映画やBBCのニュースを教材にシャドーイングの練習も適宜行う。尚、より詳細に亘るシェジュールについては初回時にハンダウトを配付する。

<成績評価方法及び水準>
中間試験と期末試験の結果を基に評価する。原則として両者の平均が60点未満の場合、単位は認められない。但し、60点未満の場合でも課題を提出してもらい単位相当と判断されれば60点が与えられる。

<教科書>
Language to Go: Intermediate (Longman)

<参考書>
授業中に適宜紹介する。

<オフィスアワー>
火曜日18.00-23.00
可能な限りアポイントメントを取ってください。

<学生へのメッセージ>
会話は料理に喩えられるかも知れません。料理を作るためには少なくとも食材と食材についての知識、それに食材をどのような順序でどのように組み合わせて調理したら良いのかという方法、つまりレシピが必要でしょう。会話も同じです。単語と単語についての正しい知識(発音、意味、語法)、それに単語をどのような順序でどのように組み合わせたらよいのかという方法、つまり文法を最低限習得する必要があります。もちろん会話には総合力が求められますからこれだけで十分とは言えませんが、最低限必要な食材と食材についての知識、それにレシピについては各自である程度用意しておくことが望まれます。

 

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