2009年度工学院大学 第1部機械工学科
○数学演習II(Exercises in Mathematics II)[2305]
1単位 大竹 浩靖 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 多変数関数の微分積分に関する基礎的な演習を行う。
様々な具体的な関数に対して微分積分の計算が出来るようになることを目標とする。
(JABEE学習・教育目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(D)◎
(前提となる基礎知識と習得後の展開) 前提となる基礎知識は数学Iおよび数学演習I。これらの科目の未修得学生は、各再履修クラスを受講すること。併せて、授業中、基礎講座(数学)への受講を促すこともあります。 本科目の知識は、多くの力学系専門科目および数学系専門基礎科目で必要とされる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. [関数の偏微分]偏微分の計算
2. [関数の偏微分]全微分と近似計算 3. [関数の偏微分]合成関数の微分(1) 4. [関数の偏微分]合成関数の微分(2) 5. [偏微分の応用]多変数関数の極大極小 6. [偏微分の応用]極大極小の応用 7. [関数の多重積分]2重積分(1) 8.[中間試験]中間試験 9. [関数の多重積分]2重積分(2) 10. [関数の多重積分]積分順序の交換 11.[関数の多重積分]極座標による積分 12.[関数の多重積分]多重積分の変数変換 13.[多重積分の応用]多重積分の応用(1) 14.[多重積分の応用]多重積分の応用(2) 15.[定期試験]期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 演習問題に対する解答状況を50%と定期試験を50%として成績を評価する。総合評価点60点以上を合格とする。
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」の学習・教育目標(D) の一部は、上記の評価基準を満たせば、達成される。
- <教科書>
- 特に定めない。
- <参考書>
- 授業中に紹介する。
- <オフィスアワー>
- 主として,講義日(火曜日)の昼休み、八王子校舎講師室にて。
- <学生へのメッセージ>
- 私達は、時間(t)と3次元空間(x,y,z)で生活しています。故に、多変数関数を扱うことが必要となります。よって、数学演習IIの知識は、機械工学科の多くの力学系専門科目に必要とされます。しっかりと身につけて下さい。これも、“時間とやる気があれば必ずできます”。
- <参考ホームページアドレス>
- http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~at10988/
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|