2009年度工学院大学 第1部機械工学科
△ヒトの身体と運動(Human Body and Exercise)[1115]
2単位 中山 勝廣 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 自分の身体の動きや働き、そして生き方等について改めて考えてみることも重要なことです。今講義紹介するでヒトの進化の歴史や身体の構造および機能等に関わる知識の理解が、人生80年時代を迎え日常生活の根ざした生涯スポーツ実践のための基礎的な知恵として、心身共に健康的な生き方を考える基礎となることを期待します。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス:ヒトの歴史、身体の歴史 2時間
2.人間となったヒト:ヒトの進化(直立二足歩行)と暮らしの変化 3時間 3.人体の構造と機能について 4時間 1)骨格系 2)筋肉系 3)神経系 4)呼吸循環系 4.運動処方について 2時間 1)体力について 2)効果的な運動処方とトレーニング処方 3)体力作りとスポーツ 5.技術(わざ)について 1時間 6.疲労と睡眠の科学について(時間があれば救急法にも) 1時間 7.心と身体の関係について 1時間 8.まとめのテスト
- <成績評価方法及び水準>
- 毎時間のまとめと課題提出及び講義期間中に小テストを2〜3回程度実施する。(40点配点)
期末テスト(60点配点)と合算し成績評価に反映させる。 50点以上60点以下の学生で、小テストや課題が一定量以上提出されている場合に限り、追加テストもしくは追加レポート提出により、その結果で考慮することもある。(詳細はガイダンス時に説明します)
- <教科書>
- 特に指定しません。
- <参考書>
- 「大学生の健康・スポーツ科学」 大学生の健康・スポーツ科学研究会編 道和書院
「教養としてのスポーツ科学」 早稲田大学スポーツ科学部編 大修館書店
- <オフィスアワー>
- 通年 水・金 9:00-15:00 八王子校舎体育館へ
後期 月 9:00-12:30 八王子校舎講師室へ(水・金曜日の時間帯でも可)
- <学生へのメッセージ>
- 自分の身体や健康について関心を深めてください。ヒトとして身体の機能やこころの在り方が健康観に大きく影響します。今や文化となったスポーツとの関わり(人との関わりも含めて)を持つことは、きっと皆さんを心豊かな人生に誘ってくれると思います。
- <備考>
- 適宜参考資料を配付します。(余白を書き込みノートとして利用することで更に理解が深まります。)
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