2008年度工学院大学 第2部電気電子情報工学科電子工学コース

電子デバイス工学基礎I(Introduction to Electron Device Physics I)[6F04]

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2単位
中田 良平 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
エレクトロニクスは現代社会の多くの分野を支えており、その根底となるトランジスタやダイオードなどの電子デバイス(素子、装置)について学ぶことは電気系の技術者には欠かせないものである。
本講義の目的は、電子デバイスについて学ぶ準備として、半導体の中で電子がどのような振る舞いをし、電子デバイスの基本的な構造や機能はどのようなものかを学ぶ。

<授業計画>
第1週 [ガイダンス][半導体の結晶構造] シリコン結晶は産業のコメである.
第2週 [半導体の中の電子] エネルギー・バンド(帯)の理解は必須です.
第3週 [半導体のキャリヤ] 電子デバイスの主役は自由電子と正孔
第4週 [半導体の電気伝導] 自由電子のドリフト運動によって電流が流れる.
第5週 [真性半導体と不純物半導体] ドナーとアクセプタがキャリヤを生み出す.
第6週 [キャリヤ密度(1)] 真性半導体のキャリヤ密度
第7週 [キャリヤ密度(2)] p型とn型半導体のキャリヤ密度 
第8週 [キャリヤの発生と再結合] 光や注入によってもキャリヤは生じ、再結合して消滅する.
第9週 [拡散電流] 半導体のキャリヤの拡散によっても電流が流れる.
第10週 [連続の式] 半導体中の電流を詳細に決定する式.
第11週 [p-n接合] ダイオードやトランジスタの基本構造はp-n接合.
第12週 [p-n接合の電流] p-n接合は電流の一方通行(整流性) 
第13週 [金属・半導体接合] 整流性と抵抗性のものがある.  
第14週 定期試験 

<成績評価方法及び水準>
原則として授業回数の2/3以上に出席し、定期試験で最終成績が評価、60点以上の者に単位を認める。 ただし、その点数が僅かに60点未満で、かつ、随時行う理解度小テストなどの内容が充分であると認められる場合には最終成績を60点とすることもある。

<教科書>
わかる電子物性 中澤、江良編著(日新出版)

<オフィスアワー>
火曜日 16:30〜17:30

<学生へのメッセージ>
この科目の勉強の仕方については教科書の「まえがき」の最後の部分を読んでください。
講義を”聴く”ことが大切です。講義に使う図や式のほとんどは教科書にあります。

 

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