2008年度工学院大学 第2部電気電子情報工学科電気工学コース

電力システム工学II(Electrical Power System Engineering II)[5F09]

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2単位
小林  幹 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 電力システムの上位階層に属する部分を送電系統と呼ぶ。発電された巨大なエネルギーを需要地周辺まで輸送する部分に相当する。自然災害などを含め多面的に学習する。

<授業計画>
1. 電力円線図
  複素電力,最大送電電力,定電圧送電,無効電力制御
2. 調相設備
  同期調相機,電力用コンデンサ,分路リアクトル
3. 故障計算法1
  発電機のインピーダンス,三相短絡,対称座標法,相分離法
4. 故障計算法2
  発電機の対称分回路,1線地絡事故,線間短絡事故
5. 高調波と中性点接地方式
  変圧器の非線形特性,波形障害,中性点接地方式
6. 誘導障害
  電磁誘導,静電誘導,大地導電率,竹内の式,遮蔽,電圧降下,フリッカ
7. 高電圧の発生
  発電機の自己励磁,フェランチ現象
8. 安定度
  定態安定度,過渡安定度,安定度向上策,高速度再閉路方式,直列コンデンサ
9. 保護継電方式
  継電器の種類と発電機,変圧器,送電線の保護方式,ディジタルリレーシステム
10. 遮断器
  遮断現象,短絡電流,充電電流,励磁電流の遮断,消弧方式
11. 避雷器
  任務,制限電圧,定格電圧,絶縁協調
12. 直流送電
  利点,インバータ,コンバータ,制御,周波数変換所
13. 地中送電
  必要性,電力ケーブルの大容量化,冷却
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
期末テスト(ウエイト80%)と講義での質議応答(ウエイト20%)の総合評価。受講態度を考慮して「ノート参照可」のテストにしたいので、出席して良いノートを作って欲しい。

<教科書>
「送配電」前川幸一郎他共著(東京電機大出版局)

<参考書>
「送配電工学」河野照哉著(朝倉書店)

<オフィスアワー>
木曜日 18時〜19時
授業後に約束した日時でも対応します。

<学生へのメッセージ>
電気主任技術者免状の交付を受けるには必修の科目です。自然エネルギーなど分散型電源に関心のある学生は受講したら良いでしょう。

<備考>
合格率が最近は減少傾向です。奮起されたし。再履学生を対象としている。講義は演習方式などのスタイルを採用する。

 

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