2008年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
△比較憲法(Comparative Constitution)[3D03]
2単位 長谷川 憲 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 日本社会の中で現実に運用され、機能している法の諸問題を、日本および外国の憲法と比較する中で検討し、学習する。
各国憲法の特徴を理解するとともに、比較という方法論を学習すること。
- <授業計画>
- 1. 比較することの意義
歴史と地域 日本国憲法と比較法 2.〜4. イングランドの憲法状況と英米法のシステム
5.〜7. アメリカ合州国憲法のシステム
8.〜9. フランスの憲法と大陸法のシステム
10.〜11. ドイツの憲法と近・現代法システム
12.〜13. 日本国憲法と日本法
14. 定期試験
*授業では現実に起きている事件を素材として扱うので、進行の順序・扱う事項の変更が伴うことがある。ご容赦いただきたい。
*授業の進め方・内容・注意に関しては、第1回目の授業で説明するので、必ず出席すること。
- <成績評価方法及び水準>
- 授業にきちんと出席した学生に対し、学期末筆記試験を行い、授業中に行う小テスト、小レポートまたは課題などを参考に総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。成績評価方法および基準については、第一回目の授業において説明するので、必ず出席すること。
- <教科書>
- 特に指定しないが、参考書および授業中に紹介する本を通読すること。
- <参考書>
- 『憲法四重奏』(有信堂)
『憲法と政治生活』(北樹出版) 『自由・平等・友愛』(八千代出版) 『フランスの憲法判例』(信山社)
- <オフィスアワー>
- 新宿:月曜日15〜17時、火曜日15〜16時、水曜日16時30分〜18時、金曜日15〜17時。
八王子:木曜日12〜13時・16時30分〜17時。
- <学生へのメッセージ>
- 授業に出席することは,学ぶための必要条件にすぎません。日頃からTVのニュースに関心を持ち、単行本・新聞・雑誌などを良く読み、授業を利用して、自分の頭で考え,批判的に物事を見直すことができれば,何が十分条件なのかが見えてきます・・・目的を見つけ、モチベーションを高めることが、学ぶためには必要かつ重要です。
真理に到達することは困難ではあるが物事を相対的見ることにより意外な事実が見えてくることがある。
- <備考>
- *日本国憲法1単位を含む
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