2008年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

人工知能(Artificial Intelligence)[3B28]

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2単位
椎塚 久雄 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、人工知能とは何かということからスタートして、問題解決の対象となる領域に関する専門知識やその分野での専門家がもつ経験的知識を形式化することにより、人間と同じような知識的問題解決能力を示す知的情報処理システムを実現するための方法論および具体的な方法について学ぶ。
 この講義の特徴としては、いわゆる「ソフトコンピューティング」の分野を中心として、あいまい情報処理に力点をおいて、ファジィ理論を中心に、ニューラルネットワークや遺伝的アルゴリズム等についても例題を用いながら、最近の話題も含めて人工知能について分かりやすく解説する。

<授業計画>
1.情報処理から知能処理へ
2.人工知能の実現
3.知能システムのフレームワーク
4.技術に何を求めるか(漫画家の描く未来技術の展望:鉄人28号、鉄腕アトム、ドラえもん)その歴史的変遷から学ぶのもの
5.記号論理(AI)の意味するところ
6.知識の表現と利用
7.プロダクションシステムと推論
8.フレームと黒板モデル
9.現行計算機の問題点、知的コンピュータはなぜ必要か?
10.エキスパートシステムの動作原理
11.2値論理からファジィ推論へ
12.ファジィ情報処理の基本原理
13.あいまいな情報を処理するソフトコンピューティング技術

<成績評価方法及び水準>
出席、レポート、定期試験の創造評価

<教科書>
特に指定しない。必要に応じて資料を配付する。

<参考書>
必要ならば、参考となる書籍等を授業の中で紹介する。

<オフィスアワー>
授業の終わった後、あるいはメール(shiizuka@cc.kogakuin.ac.jp)で連絡して下さい。

<学生へのメッセージ>
嫌いなところを補うより、好きなことを伸ばしましょう!

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1013/

 

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