2008年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[5228]

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3単位
蒲池 みゆき 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前半はコンピュータとインターネット利用の基礎について講義と演習を行う。情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し,基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具としてある程度まで使えるようになることをめざす。
後半はプログラミングの基礎的な内容について講義と演習を行う。プログラミングにより実現できるコンピュータの活用方法について多くの例題を通じて学ぶ。与えられたプログラムの処理の流れを読み取り理解すること、やさしい問題をプログラミングにより処理できることを目標とする。

<授業計画>
【前期】
1. 授業のガイダンス、IDとパスワード、コンピュータの基本操作、
  電子メールの利用
2. 情報の表現方法と単位,計算機の基本機能とハードウェア
3. 文書処理1:日本語入力の仕組みとワープロの基本操作
4. 文書処理2:ワープロの各種機能の操作
5. プレゼンテーション(Power Point)
6. 表計算ソフトウェアの利用と演習1
7. 表計算ソフトウェアの利用と演習2
8. 文書処理3:テキストエディタとLaTeXの演習1
9. 文書処理4:LaTeXの演習2
10. HTMLの利用1
11. HTMLの利用2とホームページの作成
12. UNIXオペレーティングシステム1
13. UNIXオペレーティングシステム2
14. 定期試験

【後期】
1. Excelの中で利用可能なVBAプログラミング環境の操作方法
2. 変数と四則演算
3. 変数と四則演算2・条件判断
4. 条件判断2
5. 繰り返し処理
6. 繰り返し処理2
7. Subプロシージャ,Functionプロシージャと引数
8. ワークシートのセルの読み書きとグラフの作成
9. ワークシートのセルの読み書きとグラフの作成2
10. 再帰的アルゴリズムと迷路探索
11. 再帰的アルゴリズムと迷路探索2
12. 文字列の処理と暗号
13. 構造をもつデータ
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験と課題評価点,出席により評価する.特に,課題の提出期限は厳重に守ること.
定期試験を片方しか受験しない場合,課題の提出を行わないものは受講放棄と看做され成績評価点はつかない。

<教科書>
前期:情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版
後期:「Excel環境におけるVisualBasicプログラミング 第2版」加藤 潔 著、共立出版

<オフィスアワー>
水曜日&金曜日:15:00 - 17:00 新宿高層棟15階居室

<学生へのメッセージ>
ワープロ、表計算ソフトの有効利用とプログラムの理解・構築など,
目標を定めて理解を深めてほしい.分からない点がある場合など,積極的に質問にくること.

 

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