2008年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

数学II(Mathematics II)[4131]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
高橋 義典 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報学の研究を進めるには,プログラミング技術だけでなく,コンピュータでの信号処理や物理学的なシミュレーション,実験結果の統計処理などが必要となります.そのためには数学の基本を理解しておかねばなりません.数学I・IIでは,情報学の分野でも重要な解析学の基礎について学びます.

<授業計画>
1変数の関数の積分と多変数の関数の偏微分について講義します。
高校の数学II・IIIを含む内容です。

(前期、数学Iに引き続き)
第1回 定積分と微積分学の基本定理(面積と大発見)
第2回 積分1(原始関数)
第3回 積分2(部分積分、置換積分)
第4回 積分3(広義積分)
第5回 多変数関数と偏微分(各軸方向へ微分)
第6回 偏微分1(計算)
第7回 全微分(1次近似)
第8回 偏微分2(1パラメータ合成関数)
第9回 偏微分3(2パラメータ合成関数)
第10回 応用(常微分方程式)
第11回 応用(偏微分方程式)
第12回 演習
第13回 演習
第14回 試験

<成績評価方法及び水準>
期末試験で100点満点中60点以上であれば合格とします。

<教科書>
特には指定しません。

<参考書>
遠山啓,「微分と積分-その思想と方法-」
スミルノフ,「高等数学教程」
高木貞治,「解析概論」

<オフィスアワー>
授業の前後の講師控え室におります.メールでの質問等は随時受け付けております.yoshinori@ieee.org

<学生へのメッセージ>
情報学の研究に必要な数学を身につけるために,この授業だけでなく,選択科目の数学演習をはじめ,線形代数学,複素関数論,微分方程式,統計学などに関する授業も履修することを強く勧めます.

<備考>
この科目に関する詳細はホームページに掲載します。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.