2008年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

日本の社会思想(Social Ideas in Japan)[1131]

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2単位
勝田 由美 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 明治時代の日本で国民の自由と権利を追求した運動として、自由民権運動の成立と発展、および、その中心的役割を果たした人々の思想について学ぶ。さらに、それらを手がかりとして近代日本における国民/市民の「解放」と「自律」の問題を考察する。

<授業計画>
 第1回   明治維新=日本「国民」の誕生?
第2〜3回  福沢諭吉と啓蒙思想
 第4回   国会開設の要求 
第5〜6回  民権結社の成立と私擬憲法草案の作成
 第7回   民権運動の後退と秩父事件
第8〜10回  中江兆民の思想
第11〜12回  中江兆民と民権運動
 第13回   民権運動の残したもの
       

<成績評価方法及び水準>
 授業にきちんと出席し、学期末の筆記試験を受験した者に、授業中の小レポートなども加味して総合的に評価して、60点以上の場合に単位を認める。成績評価方法および水準の詳細については第1回目の授業時に説明する。

<教科書>
用いない。

<参考書>
適宜指示する。

<オフィスアワー>
新宿校舎  水曜日15〜16時、27階研究室にて

 

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