2008年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
△日本の社会思想(Social Ideas in Japan)[1131]
2単位 勝田 由美 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 明治時代の日本で国民の自由と権利を追求した運動として、自由民権運動の成立と発展、および、その中心的役割を果たした人々の思想について学ぶ。さらに、それらを手がかりとして近代日本における国民/市民の「解放」と「自律」の問題を考察する。
- <授業計画>
- 第1回 明治維新=日本「国民」の誕生?
第2〜3回 福沢諭吉と啓蒙思想 第4回 国会開設の要求 第5〜6回 民権結社の成立と私擬憲法草案の作成 第7回 民権運動の後退と秩父事件 第8〜10回 中江兆民の思想 第11〜12回 中江兆民と民権運動 第13回 民権運動の残したもの
- <成績評価方法及び水準>
- 授業にきちんと出席し、学期末の筆記試験を受験した者に、授業中の小レポートなども加味して総合的に評価して、60点以上の場合に単位を認める。成績評価方法および水準の詳細については第1回目の授業時に説明する。
- <教科書>
- 用いない。
- <参考書>
- 適宜指示する。
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎 水曜日15〜16時、27階研究室にて
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|