2008年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
OS基礎論(Fundamentals in Operating System)[3381]
2単位 小柳 義夫 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- コンピュータの基本的なシステム・ソフトウェアであるオペレーティング・システム(OS)の主要な機能と役割について理解を深める。
- <授業計画>
- 1.OSとは:OSのいろいろ、フォン・ノイマン型コンピュータの誕生、システムプログラム、OSの基本機能、OSによる仮想化、コンピュータシステムの発展
2.ユーザから見たOS:コマンドとプログラムの実行、ウインドウ・システム 3.プログラムの開発とOS:コンパイル、実行、実行時環境 4.ファイル:ファイルシステム 5.入出力と割込み:入出力とは、入出力の制御、割り込み、マルチプログラミング 6.プロセス:プロセスとは、プロセスの基本設計、スケジューリング 7.記憶管理:仮想記憶の仕組み、仮想記憶の管理、仮想記憶じょうでのプログラミングの実行
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で評価し、60点以上のものに単位を認める。
- <参考書>
- 清水謙太郎著「オペレーティングシステム」(岩波書店)
- <オフィスアワー>
- 水曜日3時から6時
- <学生へのメッセージ>
- オペレーティング・システムというと、マイクロソフト社のWindowsを連想する人が多いと思いますが、それだけではありません。コンピュータの60年の歴史の中でOSの歩みをたどり、何でOSが発展してきたかを理解します。
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