2008年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

オブジェクト指向プログラミング(Object-oriented Programming)[2385]

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2単位
立川 崇之 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
Java の講習を通じて、オブジェクト指向プログラミングの考え方を解説する。Java は C, C++ と比較した場合には、文法的には類似しているものの、ネットワークでのやりとりを考慮し、安全な仕様となっている。また、プログラム開発の上で有用なクラスが数多く用意されており、目的のプログラムを作成する際にこれらのクラスを活用することが重要である。本講義では C でのプログラミングを習得済みであるという前提のもとに、オブジェクト指向の特徴を活かしたJavaプログラムの作り方を指導する。

<授業計画>
・Java の特徴、アプリケーションとアプレット
・C 言語と Java との共通点、違い
・クラスの基礎
・クラスの機能、利用
・新しいクラスの作成、継承
・抽象クラス
・インターフェイス
・例外
・スレッド

<成績評価方法及び水準>
試験、レポート、出席から総合的に評価する。

<参考書>
「やさしいJava 第3版」高橋麻奈著(ソフトバンク)

<オフィスアワー>
火曜日15:00〜17:30
電子メールでの問い合わせ先は講義中に連絡する。

<学生へのメッセージ>
C プログラミングの知識を前提として、「オブジェクト指向とは何か」という事を理解してプログラムの組み方を学んでいく事が講義の目的です。今後この知識が活用される場面が様々な所で現れると考えられるので、自分で簡単なプログラムを組んでみるといいと思います。

 

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