2008年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[4232]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

3単位
新沼 浩太郎 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前期:
情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し、基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具としてある程度まで使えるようになる。

後期:
プログラミングの基礎的な内容について講義と演習を行う。プログラミングにより実現できるコンピュータの活用方法について多くの例題を通じて学ぶ。与えられたプログラムの処理の流れを読み取り理解すること、やさしい問題をプログラミングにより処理できることを目標とする。

<授業計画>
前期
1. 授業のガイダンス、基本操作、電子メールの利用
2. 情報の表現方法と単位,計算機の基本機能
3. 日本語入力・ワードプロセッサ (Microsoft Word)
4. ワードプロセッサ(続き)
5. 表計算ソフトウェア (Microsoft Excel)
6. 表計算ソフトウェア(続き)
7. 情報の検索と利用
8. 情報の検索と利用(続き)
9. プレゼンテーション (Microsoft PowerPoint)
10. コンピュータネットワーク、HTMLの利用1
11. HTMLの利用2とホームページの作成
12. テキストエディタとLaTeXの演習1
13. LaTeXの演習2
14. 定期試験

後期
1. Excel VBAの基本操作、変数の種類
2. 四則演算と条件判断
3. 繰り返し処理
4. Subプロシージャ,Functionプロシージャ
5. 配列
6. ワークシート(セル)の利用
7. 課題演習
8. 再帰的アルゴリズムと迷路探索
9. 文字コード、文字列の処理と暗号
10. 構造体(ユーザ定義型)
11. 課題演習
12. モンテカルロ法による面積の計算
13. ソーティング(整列)
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験(前期・後期各1回)・課題評価点・出席を総合的に評価し,100点満点の60点以上を合格とする。
前期・後期ともに試験の受験、課題提出は成績評価のための最低条件。定期試験を片方しか受験しない場合,課題の提出を行わない場合は受講放棄と看做され成績評価点はつかない。

<教科書>
前期:「情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版
後期:「Excel環境におけるVisualBasicプログラミング 第2版」加藤 潔 著、共立出版

<オフィスアワー>
講義時間以外は電子メールで対応
メールアドレス:ju40795@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
教科書は必ず用意する(各自で所持していないと課題演習に参加できない)。
配布されたID、パスワードは各自厳重に管理する。
休まず出席する(前期はほぼ毎週新しいソフトウェアを使用した演習)。
前期定期試験までに情報倫理をe-Learningにより独習する(前期定期試験に出題)。
授業中に生じた質問・疑問については講師・TAに質問し、授業時間内に解決する(特に後期)。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.