2008年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
△材料基礎工学I(Introduction to Materials Science I)[3E18]
2単位 塩見 誠規 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 自動車や電子機器,日用品にいたる多くの製品に用いられる金属材料について学ぶ。金属の結晶構造,金属材料の中でも特に鉄鋼材料に関する製造方法,機械的特性などを学習し,今後の自己学習ができるように基礎知識を習得する。
(JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」:(C)基礎工学・専門工学知識の習得:◎ (前提となる基礎知識と習得後の展開) 物理学,材料力学の基礎知識が望まれる。習得後は材料基礎工学II,材料強度学I,IIへと展開し,機械技術者の素養を身につけることができる。また,ECPプロジェクトの遂行において必要となる基礎知識を得ることができる。
- <授業計画>
- 1.ガイダンス
2.金属の結晶構造 3.結晶における欠陥 4.拡散現象 5.凝固,相変態,析出 6.平衡状態図の基礎 7.鉄鋼材料の製造方法 8.鉄鋼材の状態図 9.鉄鋼材料の種類と規格 10.鉄鋼材の熱処理 11.材料試験と機械的特性 12.材料の変形と加工 13.期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験にて60点以上を合格とする。定期試験が60点未満は,試験を50%,演習を50%で評価して60点以上を合格とし,50〜59点はレポートを課して60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 授業中に資料配付
- <参考書>
- 機械材料学,日本材料学会,2000.
機械材料工学,野口徹,中村孝,工学図書,2004.
- <オフィスアワー>
- 水曜日6時限。これ以外でも在室時はいつでも可(犬目校舎2-102室)
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