2008年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

Engineering Clinic Program IB[5376]

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2単位
藤田  勉 特別専任教授  
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堀内 邦雄 准教授  
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武沢 英樹 准教授  
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山名  徹 特任教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 モノを創案し、3次元CADを活用した試設計を行い、自ら考えて具体化し、設計、加工、製作する手法の基本を学ぶ。また、モノを作るために必要となる工業材料の基礎知識を習得し、機械系技術者として適切な材料選択ができるよう自学自習が可能となることを目指す。なお、3次元CADとしてPro/ENGINEERを用いる。
 本科目の学習の前提条件として、E.D.M.3およびE.D.M.4科目を履修することが望ましい。
以下に具体的な達成目標を示す。
(1) 設定課題において簡単なモノの創案ができること。
(2) 3次元CAD、CAE等をツールとして簡単なモノを設計できること。
(3) 設計に基づき材料を加工しモノを製作できること。皆の前でプレゼンテーションできる 
こと。
(4)工業材料の基礎知識を習得し、適切な材料の選択ができること。
基本キーワード:製図法と規則 設計法 生産システム 
個別キーワード:CAD 製図 機械設計、メカトロニクス設計、工作、組立

(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」
(C)基礎工学・専門工学知識の習得(F)デザイン能力とマネジメント能力の習得:◎
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)(1)(g)(h):◎(d)の(2)b)c)d)(f):○

<授業計画>
1.ガイダンス、設定課題の把握・定義、班編成等について、材料基礎工学(1)鉄鋼
材料
2.材料基礎工学(2)非鉄金属材料、材料基礎工学(3)高分子材料等
3.創案作成(1) 3次元CAD活用
4.創案作成(2) 3次元CAD活用
5.創案作成(3) 提出(CAD)
6.製作案決定、部材入手、材料加工、製作、組付け、プレゼン資料作成 
  なお、本授業・演習が進められる過程において、班毎に旋盤・フライス盤の取り扱い操作の講習・実技見学がスケジュール化されはめ込まれる。
7.プレゼン発表会

<成績評価方法及び水準>
 演習時に提出する考案図、設計書などの採点結果、3次元CADによるモデルの検図、出席・製作作業状況、製作品および発表会の結果、プロジェクトレポート等を考慮して60点以上を合格とする。

<教科書>
 特になし。必要に応じプリントを用意する。

<参考書>
 創作、設計、加工・製作、3次元CAD、材料基礎工学他に関するもの

<オフィスアワー>
 授業終了後にも質問を受ける。

<学生へのメッセージ>
 創作し自ら設計、加工・製作する体験学習を通じて学ぶことの意義を味わおう。チーム活動を通じて、共に学ぶ意義も理解しよう。
 加工製作時には工具等の取扱手順を守るなどして安全に十分注意しよう。

 

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