2008年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
Engineering Design and Machining IV[4370]
1単位 藤田 勉 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- モノを創案するプロセスにおいて必須となる課題の定義、目的、機能、手段、代替案の作成と絞り込み、創案したモノ・システムなどの経済性分析、それらのプロトタイプ、ならびに創造チームに係るチームダイナミックスなどの基本的な事項について学ぶ。
E.D.M. 1〜3の後続科目であり、またECP1B、ECP2科目履修などと密接な関係があり、基礎知識を習得するため本科目を選択することが望ましい。 モノを創案し実行するためのプロセスの基礎知識を習得し、機械系技術者として適切に実践できるようにその基礎固めをすることを目標とする。 必要な場合にその都度演習を行う。 (JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」 (D)創造力の習得:○、(F)デザイン能力とマネジメント能力の習得:◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(1) (d)の(2)c)d) (e)(g)(h):◎ (f):○
- <授業計画>
- (1)ガイダンス、デザインの定義、デザイン演習について
(2)目的、制約条件について (3)複数の目的の順位付け、目的達成の評価法について (4)機能を明らかにする。機能−手段のツリーを作成、仕様、品質機能展開 (5)代替案の創出、評価と最終デザインの絞込みについて (6)コンセプト、およびプロトタイプについて (7)チームダイナミックス、プロジェクトについて (8)デザイン案の経済性分析について (9)プレゼンテーションについて (10)プロジェクト演習;設定課題を受け、チームとして上記のプロセスを伴う体験実習。
- <成績評価方法及び水準>
- 演習課題の提出状況で40点、期末試験で60点の配点として、遅刻および欠席時は減点し、合計で60点以上を合格とする。50〜59点の場合は再試験で60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 講義ノート(各自、大学生協にて購入方)
その他、必要に応じて一部プリントを授業時に配布する。
- <参考書>
- Dym, Clive L. and Little, Patrick. ; Engineering Design: A Project Based Introduction, 2nd ed. New York: Johen Wiley & Sons, 2004
他に、創造的機械設計に関わる書物
- <オフィスアワー>
- 授業終了後にも質問を受ける。
- <学生へのメッセージ>
- 本授業を通じて、創造的プロジェクトを進める上で必要となる基本的知識を体系的に習得することに努めよう。
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