2008年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

ライティングI(English Writing I)[2567]

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2単位
須田 拓基 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
The aim of this course is to improve the students’ abilities to utilize basic English language formations. Focus will be on formal and colloquial grammar formations necessary for communication through English in common place situations. Reading materials will be used to model these language formations and to build and reinforce vocabulary. The medium of instruction will be English so as to assist in building the students’ oral and aural abilities.

<授業計画>
パラグラフ・レヴェルの英語が書けるようになる前提として先ずはひとつひとつのセンテンスを正確に書けるように文法項目ごとに体系的に文の組み立て方を学んでいく。具体的には下記教科書の第1章(5つの基本文型を中心とした問題)、第2章(助動詞)、第3章(完了時制)、第4章(進行形)、第5章(受動態)、第6章(比較)の6つの章を前期は取り上げる。この基礎の上に論理の展開方法や接続詞の使い方等、パラグラフを構築していく際に必須の項目についてハンダウトを用いて解説を行う。その後、数パラグラフからなる短めのエッセイを書いてもらう。

後期は教科書の第7章(不定詞)、第8章(分詞)、第9章(動名詞)、第10章(関係代名詞)、第11章(関係副詞)、第12章(接続詞)を取り上げた後、テクストの構造についての理解を深めるためハリデーやハッサンらの機能文法の簡単な解説を行うと同時に短めのエッセイを書いてもらう。

<成績評価方法及び水準>
期末試験の結果を基に評価する。原則として60点未満の場合単位は認めない。但し、60点未満の場合でも英文エッセイを提出してもらい単位相当と判断されれば60点の点数を与える。

<教科書>
Writing Step by Step: An Approach to Understanding English Sentence Structure (Asahi Press)
教科書の他に適宜ハンダウトを配布する。

<参考書>
安井稔 著 『英文法総覧』(開拓社)
江川泰一郎 著 『英文法解説』(金子書房)

<オフィスアワー>
火曜日午後6.30-7.30
当日でも良いのでアポイントメントを取ってください。

<学生へのメッセージ>
先ずはひとつひとつの文を正しく書くことが求められます。そのためには正確な文法の知識と語法の知識が不可欠です。 その次のステップは自然でイディオマティックな(=慣用的な)英文を書くことです。このためには良質の英文にたくさん触れる必要があります。頻繁に用いられる構文を含んだ文を暗記するのも効果的です。

授業には必ず英語の辞書を持って来てください。また上掲の文法書をどちらかひとつでも座右に置くことをお奨めします。

 

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