2008年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

日本語表現演習I(Japanese Proficiency I)[2129]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
佐藤 雅明 非常勤講師
村井 康真 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 グローバルな活動をするときには、アイデンティティーとコミュニケーションが最も大切である。良好なコミュニケーションは世界の共通語となった英語の語彙の量ではなく、母国語である日本語を適切で正しく表現する能力に依存している。また、国際的な舞台では、最も優れた日本文化の理解者であり発信者であることが期待されている。
 本講義では、情報や意見を正しく受け取り、適切に発信するための日本語表現力の習得を中心にしながら、日本の文化を理解し楽しむことも目標としている。
 基礎的な指標として、日本漢字能力検定2級以上、日本語文章能力検定2級以上のレベルを達成することを下限とする。
(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」:Eコミュニケーション能力と国際感覚の習得◎

<授業計画>
1.ガイダンス、確認テスト、ショート・スピーチ演習
2.ショート・スピーチ演習
3.ショート・スピーチ演習
4.文章作成の基本
5.論理的な文章の作成
6.中間試験
7.文章を理解し要点をまとめる
8.意見・主張のための文章表現
9.正しく伝えるための文章表現
10.日本語の表現を味わう
11.期末試験

<成績評価方法及び水準>
演習のリポート&解答(40%)、中間試験(30%)、期末試験(30%)で評価し、合計で60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
教科書は指定しない。ただし、第1回講義で演習テキストを全員に配付する。

<参考書>
木下是雄著「理科系の作文技術」中公新書1981
中島利勝、塚本真也著「知的な科学・技術文章の書き方」コロナ社2006
その他については、演習テキストP24参照のこと。

<オフィスアワー>
火曜日。講義終了後教室。

<学生へのメッセージ>
 文章の表現方法を習得すると研究リポートや論文作成のとき基礎力になります。論理的な文章や会話は世界共通です。さらに、日本語の奥深さ楽しさを味わいましょう。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.