2008年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース
地域防災工学(Disaster Mitigation Engineering of Region)[3A16]
2単位 村上 正浩 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- この授業では,都市工学的な側面,防災工学的な側面,都市社会学的な側面,さらに21世紀の時代社会の要請への対応をも含む,幅広い視点から建築の集合が形成する地域の安心・安全策や被害軽減防止策について講義を行い,総合的・学際的な防災知識の修得を目指す。
- <授業計画>
- 1.切迫する大規模地震と都心高層建築の地震防災対策
2.防災都市計画の歴史と法制度 3.都市防災対策の目標と評価 4.地震と都市火災 5.群衆避難 6.防災情報システム 7.地域防災力 8.復旧と復興 上記の内容を全13回に分けて講義を行う。
- <成績評価方法及び水準>
- 講義中に課す2回分のレポート(第1回:30点,第2回:70点)を総合的に評価し,60点以上の者に単位を認める。なお良いレポートとは独自の考え方が表れているものである。試験は行わない。
- <教科書>
- 梶秀樹・塚越功:「都市防災学 地震対策の理論と実践」,学芸出版社
福井晴敏:「平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった」,講談社
- <参考書>
- 「安全と再生の都市づくり」,(社)日本都市計画学会防災・復興問題研究特別委員会(学芸出版社)
「安心・安全の都市づくり」,望月利男他(東京都立大学出版会) 「安心・安全のまちづくり」,児玉桂子他(ぎょうせい) 「都市防災実務ハンドブック地震防災編」,建設省都市局都市防災対策室(ぎょうせい) 「地域・地区防災まちづくり」,三船康道(オーム社) 「地震防災と安全都市」,鹿島都市防災研究会(鹿島出版会) 「大地震と都市災害」,鹿島都市防災研究会(鹿島出版会) 「都市社会学」,藤田弘夫他(株式会社有斐閣) 「神戸・心の復興」,NHK神戸放送局(NHK出版) 他,講義の中で適宜紹介する。
- <オフィスアワー>
- 月曜日〜金曜日 18:00〜19:00 ただし事前に予定を確認のこと。
E-mail:murakami@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 講義開始後の入室は原則として認めないので,遅刻厳禁で臨むこと。
- <備考>
- 講義に使用するパワーポイントのPDFデータをKuportにて提供するので,必要な学生はダウンロードしてください。
https://kuport.sc.kogakuin.ac.jp/ActiveCampus/index.html
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