2008年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

空調計画(Planning for Air Conditioning)[5A20]

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2単位
大橋 一正 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
都市・建築デザインを学ぶ者として、空気調和設備の基礎と建築計画に対する設備システムとの融合を考え、人間の温熱感に大きな影響を与える実際の空気調和システムを理解する。

<授業計画>
1.空気調和の概要
2.空気調和方式の種類と特徴
3.空気調和設備の計画
4.冷暖房負荷計算法
5.湿り空気線図と空気調和プロセス
6.空気調和機
7.冷温熱源機器
8.熱搬送機器
9.配管設備の計画・設計
10.ダクト設備の計画・設計
11.クリーンルームの空調設備
12.暖房設備
13.換気・排煙設備

<成績評価方法及び水準>
調査レポート,平常の授業内演習,期末試験を総合評価し、60点以上の者に単位を認める。
調査レポートの作成は実社会で活躍するための基礎となる。インターネットなどの情報をそのままのレポートは不合格となる。個性ある自らの提案を期待する。レポートは返却しないので、必要な場合はコピーを取っておくこと。

<教科書>
「最新 建築設備工学」田中俊六監修 宇田川光弘他 著(井上書院)

<参考書>
「空気調和設備計画・設計の実務の知識」空気調和衛生工学会編(オーム社)

<オフィスアワー>
金曜日 13:30〜15:00
これ以外いつでも対応可。約束の後来室のこと。

<学生へのメッセージ>
建築学科 建築学コース、環境建築コースに設けられている「空気調和設備」とは、内容と範囲は大きく異なるので注意すること。
美しい都市の景観や建築物は単に色やデザインがよいばかりでなく、しっかりした技術と理論に支えられていることを理解して始めてデザイナーといえると思います。

 

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