2008年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

建築計画II(Architectural Theory II)[3266]

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2単位
山下てつろう 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本講義は,人間の一生に関わりを持つ教育とその環境を主な題材にして,建築計画学の学問体系を学ぶことを目的とする。従って,教育に関わる制度・組織・施設体系・施設利用者の特性を理解すること,それらに対する建築計画のあり方を理解することが必要で,その理解の達成度合が目標となる。

<授業計画>
0:概論
1:わが国の学校水準と学校施設整備の過程
2:地域(配置)計画
3:施設の規模
4:子供の身体寸法・知覚・行動
5:教育・生活機能と学校建築
6:建物配置計画
7:平面計画と断面計画
8:アクティビティを設計する
9:近年の動向
10:幼稚園・保育園・認定こども園
11:障害児(者)教育・特別支援教育
12:高校・大学の計画
13:研究施設
14:社会教育施設

<成績評価方法及び水準>
成績評価は,期末試験の結果を約60%,授業の単元毎に課す演習問題あるいはレポートの採点結果(5〜1点)を約40%で計算し,その合計の60点以上を合格とする。

<教科書>
特に指定しない

<参考書>
長倉康彦他,新建築学大系29 「学校の設計」,彰国社
長倉康彦,開かれた学校,NHKブックス
長倉康彦,「開かれた学校」の計画,彰国社
上野淳,未来の学校建築,岩波書店
横尾壮英,大学の誕生と変貌,東信堂
アリエス,子供の誕生,みすず書房 等

<オフィスアワー>
授業の前後

<学生へのメッセージ>
建築の専門家になるためには,素の自分を鍛えることが必要です。社会現象を建築の目で捉えられるよう,自らを鍛えましょう。

 

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