2008年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

日本建築史(History of Japanese Architecture)[2275]

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2単位
後藤  治 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 我が国の歴史的建築物(伝統的な木造建築)が持つ技法・構法・デザインの特徴、時代による変化を、具体的な事例を通して学ぶ。同時に、歴史的建築物の保存について問題意識を持つことを学ぶ。我が国の歴史的建築物に関する基礎的な専門用語、構造・形式・規模等の表記方法、我が国の代表的な歴史的建築物の所在・名称とその技術を覚えることを目標とする。

<授業計画>
1.授業の進め方、基礎的用語・知識
2.日本建築の構造と構法
3.木からみた日本の建築
4.構造からみた日本の建築
5.日本建築の屋根
6.現代の住宅と伝統的な住宅
7.住宅の室内空間からみた日本の建築
8.建物の配置と空間
9.建物の使い方と空間
10.寺院建築と神社建築のデザイン(1)
11.寺院建築と神社建築のデザイン(2)
12.都市と建築
13.日本に残る歴史的建築物、歴史的建築物の保存

14.定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験及び実地見学等によるレポートによって評価する。試験・レポートは9対1の比率で採点し、合計60点以上の者に単位を認める。ただし、60点未満の者であっても、レポート内容が単位認定相当と判断される場合には、最終成績を60点とする。

<教科書>
『日本建築史図集 新訂第二版』日本建築学会編(彰国社)

<参考書>
『建築の歴史』玉井哲雄・藤井恵介(中公新書)
『日本建築史序説 増補第2版』太田博太郎(彰国社)
『日本建築史』藤田勝也他(昭和堂)
『日本建築様式史』太田博太郎監修(美術出版社)
『建築学の基礎6 日本建築史』後藤治(共立出版)

<オフィスアワー>
八王子校舎3号館設計準備室:火曜13時00分〜13時30分

<学生へのメッセージ>
授業中に参考文献を提示するので,それらに出来る限り目を通し,知識を広げる努力をしてもらいたい。

<備考>
教科書が、昨年度改訂されているので、一昨年以前に発行されている『日本建築史図集』とは内容が異なっているので注意すること。

 

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