2008年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科
○日本建築史(History of Japanese Architecture)[2168]
2単位 後藤 治 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 我が国の歴史的建築物(伝統的な木造建築)が持つ技法・構法・デザインの特徴、時代による変化を、具体的な事例を通して学ぶ。同時に、歴史的建築物の保存について問題意識を持つことを学ぶ。我が国の歴史的建築物に関する基礎的な専門用語、構造・形式・規模等の表記方法、我が国の代表的な歴史的建築物の所在・名称とその技術を覚えることを目標とする。
- <授業計画>
- 1.授業の進め方、基礎的用語・知識
2.日本建築の構造と構法 3.木からみた日本の建築 4.構造からみた日本の建築 5.日本建築の屋根 6.現代の住宅と伝統的な住宅 7.住宅の室内空間からみた日本の建築 8.建物の配置と空間 9.建物の使い方と空間 10.寺院建築と神社建築のデザイン(1) 11.寺院建築と神社建築のデザイン(2) 12.都市と建築 13.日本に残る歴史的建築物、歴史的建築物の保存
14.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験及び実地見学等によるレポートによって評価する。試験・レポートは9対1の比率で採点し、合計60点以上の者に単位を認める。ただし、60点未満の者であっても、レポート内容が単位認定相当と判断される場合には、最終成績を60点とする。
- <教科書>
- 『日本建築史図集 新訂第二版』日本建築学会編(彰国社)
- <参考書>
- 『建築の歴史』玉井哲雄・藤井恵介(中公新書)
『日本建築史序説 増補第2版』太田博太郎(彰国社) 『日本建築史』藤田勝也他(昭和堂) 『日本建築様式史』太田博太郎監修(美術出版社) 『建築学の基礎6 日本建築史』後藤治(共立出版)
- <オフィスアワー>
- 八王子校舎3号館設計準備室:火曜13時00分〜13時30分
- <学生へのメッセージ>
- 授業中に参考文献を提示するので,それらに出来る限り目を通し,知識を広げる努力をしてもらいたい。
- <備考>
- 教科書が、昨年度改訂されているので、一昨年以前に発行されている『日本建築史図集』とは内容が異なっているので注意すること。
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