2008年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

基礎設計・図法(Introduction to Architectural Design、Theory of Design)[6116]

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2単位
西森 陸雄 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
小林 將夫 非常勤講師
田村 芳夫 非常勤講師
小島 真知 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築都市デザインにとって、「設計図」というものが果たす役割を理解し、空間を表現する方法としての図面や模型のノウハウを学びます。また約束事を一通り学んだ後は、イメージを「表現」することを学びます。

<授業計画>
前半:名作住宅の図面トレース、および模型製作を通じて、図面の描き方、ルール、図面の読み方を学びます。対象となる住宅作品は最初の授業で発表します。課題の最後には、何点かの建築写真をもとに、それぞれが想像で図面を起こすというトレーニングをします。

後半:基本的な図面の約束事が一通り理解できたところで、次は「伝える為の図面表現」の幾つかのテクニックを学びます。これは「ショードローイング」と呼ばれるもので、記号としての線や点で描かれる図面ではなく、直感的に空間のイメージを伝える為の図面です。立体的に表現したり、着彩したり、フリーハンドで表現したり。さまざまな表現手法を紹介した上で、「私の好きな住宅」というテーマで、建築雑誌などから自分が好きな住宅を一つ選び、その住宅を、図面と模型で表現してもらいます。
最後に短期の設計課題を出題します。

<成績評価方法及び水準>
各課題は全て採点対象となります。提出された全ての課題の点数から2つ点数の低いものを除いて合計したものを平均して最終的な評価とします。ただし全ての課題の提出は必須ですので、一つでも提出がないと単位取得となりません。また提出日と提出時間も厳守です。時間外提出(ビハインド)は減点対象となるので注意して下さい。

<参考書>
新・建築プレゼンテーションテクニック/西森陸雄著/グラフィック社

<オフィスアワー>
授業終了後1時間。その他の時間に相談が必要な場合はメールでアポイントをとった場合のみ受付ます。

 

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