2008年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[4321]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

3単位
浜津 良輔 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前半はコンピュータリテラシーについて講義と演習を行う。情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し,ID管理された計算機システムの基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具として使えるようになることをめざす。
後半はプログラミングの基礎的な内容について講義と演習を行う。プログラミングにより実現できるコンピュータの活用方法について多くの例題を通じて学ぶ。与えられたプログラムの処理の流れを読み取り理解すること、やさしい問題を解決するプログラムを自ら考案して作成できることを目標とする。

<授業計画>
前期
1. 授業のガイダンス、IDとパスワード、Windowsの基本操作、
  電子メール・電子ニュースの利用
2. 日本語入力の仕組みとワープロの基本操作
3. ワープロの各種機能の操作
4. 表計算ソフトウェアの利用と演習1
5. 表計算ソフトウェアの利用と演習2
6. プレゼンテーション
7. Webページの制作1
8. Webページの制作2
9. 文書処理システムLaTeX1
10. 文書処理システムLaTeX2
11. AUTOCADによる建築系製図1
12. AUTOCADによる建築系製図2
13. AUTOCADによる建築系製図3
14. 定期試験
後期
1. Excelの中で利用可能なVBAプログラミング環境の操作方法
2. 変数と四則演算
3. 条件判断
4. 繰り返し処理
5. 繰り返し処理の応用と発展問題
6. SubプロシージャとFunctionプロシージャ
7. 変数のスコープとプロシージャ間のデータ授受の仕方
8. ワークシートのセルの読み書きとグラフの作成
9. 再帰的アルゴリズム
10. 文字列の処理
11. モンテカルロ法
12. 方程式f(x)=0の解法
13. プログラム作成の総合演習
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
・演習を伴うため、単位取得は授業への出席と課題を自分の力で完成させ、完成した全課題の提出を前提とする。意欲的に取り組み、提出物を期限内に提出するように。
・前後期合計2回の定期試験の受験は必須である。片方しか受験しなかった場合は受験放棄とみなし、成績評価をしない。
上の条件をクリアしている場合、次の基準で評価する。
・前後期各1回の定期試験の平均点(60点満点)と前後期の演習評価点(40点満点)の合計点を成績評価点とする。成績評価点が60点以上ならば合格である。
・演習評価点は演習の成果物やチェックテスト、宿題に課された提出物によって評価する。

<教科書>
授業の中で次の教科書を使用する。この書籍がないと授業に参加できないので、あらかじめ購入して、毎回の授業に持ってくること。
前期:「情報処理の基礎と演習」田中久弥,飛松敬二郎,加藤潔/他著(共立出版)
後期:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」加藤潔 著(共立出版)

<オフィスアワー>
水曜日3限目、木曜日2限目(八王子校舎)

<学生へのメッセージ>
1) 自分のIDのパスワードは忘れない,他人に知られない、教えない。
2) 不まじめな取り組みが分かった場合は退席を求めることがあります。
3) 教材を必ず持参してください。欠席,遅刻は厳禁。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.